「かあちゃん、母ちゃん」「なに？」「みて見て」
「あら、沢山採ったね」「凄いやろ、作ってくれるん？」
「良いよ、じゃあ一緒に皮を剥こう」「うん」

　新聞紙を広げその上で一本一本剥いていきます。
母ちゃんのひび割れた指で綺麗に剥かれた土筆、その代償にひびの中が黒ずんでいきます。
今思い起こせば痛かったんだと思います。
けど５２歳でその人生を閉じるまで私の前では「痛い」とは言った事が無かった。
この歌がよぎっています♪

案山子　さだまさし

いまでもつくしんぼを見つけるとワクワクします✌